鉄欠乏性貧血

血液中の赤血球が減少したり、赤血球中のヘモグロビンが減って体に

酸素を十分に運べなくなった状態を貧血といいます。

鉄欠乏性貧血はヘモグロビンを構成する必須成分の鉄が不足で起きます。

主な症状は動悸、息切れ、頻脈、疲労感、肩こり、めまい、立ち眩み、

頭痛などです。

全身の細胞や脳が酸素不足になるため起こります。

考えられる原因は

・ダイエットや偏食、外食、コンビニ弁当ばかりで食事から鉄を

 摂取することが不足してしまう場合

・痔や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの出血、女性の月経、少量の出血でも

 繰り返し出血すると起こりやすくなります。消化管の出血は目視で

 わからないため注意が必要です。

・成長や妊娠中は必要量が高くなるため、気をつけて摂取していても

 足りないことがあります。

・夏場に大汗をかいたり、スポーツ後の大量の汗で鉄分(ミネラル)が

 減少してしまいます。

 

日頃、少し動いただけで疲れてしまう、体がだるいと感じる方は

「貧血」の可能性もあります。

もう一度食生活を見直してみましょう。