冷えのタイプ別対策①

よく末端冷え性と言われている、手足の先が冷えるタイプ。

人間の体は自律神経の働きによって暑ければ血管拡張をして

熱を放出して寒ければ血管収縮をさせて熱を逃がさないように

することで体温を保つ仕組みになっています。

また、寒い時は内臓が冷えるのを防ぐために手足の血管を

収縮させて体の中心に優先的に血液が行くように働きます。

そのため、運動量が少なかったり、食事量が少ないと熱を作り出せずに

末端まで血液が巡りにくくなり、手足が冷えてしまいます。

女性やダイエットをしている方に多くみられ、肌トラブルなども

起こしやすくなります。

 

対策

・筋肉をつける。筋肉は熱を生み出すのでほどよい運動を心がけましょう。

・消化吸収をするときに熱が生じるので食事はしっかりとりましょう。

 特にタンパク質は食事誘発性熱産生が高い栄養素なので意識して摂る

 ようにしましょう。

・内臓を温めることで手足まで血液がいきやすくなるのでお腹や背中を

 温めましょう。

・入浴はシャワーだけで済ませず、湯船にしっかりつかりましょう。

・ほんの少しの時間でもストレッチを忘れず、体を柔らかくし、血行を

 良くしましょう。

・ヒールの高い靴やしめつけのある靴下は血流を悪くするので避けましょう。