症状の経過
40歳代半ばより糖尿病を指摘されたが定期検査や服薬は行ってなかった。
60歳過ぎから歯のぐらつきがあり、歯科で歯周病で歯周ポケットが深くなっていると指摘された。
定期的に歯科で歯石除去と丁寧な歯磨きも心掛けていたが、歯周病は進行し66歳の時に左上の奥歯のぐらつきが強く抜歯した。
しかし、3週間たっても抜歯後の痛みが取れずに困っていた。
光線治療は40歳頃から友人の勧めで時々行っていたが、今回抜歯後の痛み治療の為に当附属診療所を受診した。
治療の経過
自宅で抜歯後の痛みに光線照射を行っていたが、3号集光機ガラス管付では行っていなかった。
当所の指導で、ガラス管の使用と頬側からの照射を続けたところ、数日で抜歯後の痛みが消退した。
今後の歯周病の進行抑制、糖尿病のコントロールのためにしっかり光線治療を続けることにした。
コメント
糖尿病があると歯茎の血行障害が起こり、歯周病菌に対する正しい免疫機能が低下し、歯周病が進行しやすくなるので、糖尿病のコントロールも必要です。