関節リウマチによる歩行障害

症状の経過

40歳時、足趾の痛みで整形外科を受診したところ、関節リウマチの診断を受けた。

以後、薬、マッサージ、自己流の光線治療で痛む患部のみ照射していたが、55歳時に母が他界しいろいろ忙しかったことが影響したのか、リウマチが悪化し両膝痛で歩行ができないくらいになった。

薬が増え、さらに痛みを抑える座薬も追加された。

激痛は何とか薬で治まるが痛みで歩行が辛くなり、階段は特に下りの時が辛く、1段ずつゆっくりでないと降りられなかった。

また右肩や両手首にも痛みが出てきたので、効果的な光線治療の照射方法を確認するために、56歳時に当附属病院を受診した。

治療の経過

毎日自宅で光線治療を行った。1か月後家族に歩行スピードが以前より早くなったと言われた。

2か月後会談の下りがゆっくりなら交互に下れるようになった。

両ひざの痛みが軽減し、毎日使用していた座薬を中止したが痛みは悪化せず、この頃から表情も明るくなった。

4か月後、温水プールでの水中歩行を開始した。晴れて暖かい日は痛みは軽いが、雨で寒い日はリウマチの痛みが強くなった。

その後も光線治療を継続したところ痛みもなくなった。

10年後もリウマチの痛みは光線治療によっておちついている。