鉄欠乏性貧血、子宮内膜症 56歳 女性 主婦

症状の経過 

38歳ころから健診でいつも貧血を指摘されていた。

原因は子宮内膜症で月経量が多く、鉄剤を時々服用していた。48歳時、子宮内膜肥厚の所見があり子宮内膜搔爬術を受けていた。

54歳ころ閉経したがヘモグロビン量は変わらず少ないため鉄剤の内服、時に鉄剤の注射を受けていた。

貧血のためか疲労感、だるさがあった。貧血改善がないため友人の紹介で当附属診療所を受診した。

治療の経過

光線治療器を自宅に用意し毎日治療した。

光線照射は気持ちよく体が温まり睡眠が深くなった。

治療半年後、ヘモグロビン量の変化はなかったが、体は軽く体調はよかった。その後も光線治療を続け、1年後ヘモグロビン量は10グラム/dl台になった。

治療2年後の現在ヘモグロビン量は11グラム/dlに増加し血色がよくなった。

光線治療は膝痛もあるために週に3~4回行なっている。