体のことを知ると病気への対処法もわかります。
「冷え」は自分でも意識しないうちに、体に蓄積されています。
自分の正常な身体のパターンを把握しておけば、
体が発する冷えのサインに敏感になり、深刻な病気になる前に
防ぐことができます。
平熱
臓器や細胞が健常に働くには、36.5度以上の体温が必要です。
起床時、午前、午後、夜の一日4回の体温を測り、
時間ごとの平熱を知っておくと安心です。
4回が難しければ毎日1回決まった時間に測るようにしましょう。
顔色
皮膚の色はその内側を流れている血液の汚れを反映。
顔色が薄いピンク色なら健康体、顔が赤いのは
高血圧やイライラ、紫がかった赤は全身の血行不順、白く
なるのは貧血や肺の病気、黄~黒は肝臓の病気の恐れがあります。
お腹
自分の冷えに気付いていない「隠れ冷え性」はさらに体を
冷やす悪循環に陥る可能性があります。
冷えの自覚がなければお腹を触ってみて、お腹全体が
温かければ体も温かい、おへそから下が冷たい人は血行が
悪いことを示します。