歯周病の基礎知識

「歯肉炎」

歯肉炎とは初期の歯周病で、炎症が起きて歯茎が赤く腫れた状態です。

国民の80%が歯肉炎になっていると言われているそうです。

放っておくと、歯茎の奥に潜む歯周病原菌がガスを発生することで

口臭にもつながります。

「歯周炎」

炎症が進んで、歯の根っこにある「歯槽骨」という骨が溶けた状態です。

40歳以上では40%の人がかかっています。

 

<歯周病が招く病気>

血糖値を下げるインスリンの効果を阻害したり、血管内の細胞を傷つけたり

します。その結果、糖尿病や動脈硬化、認知症などの病気につながります。

・糖尿病         ・アルツハイマー型認知症

・動脈硬化        ・誤嚥性肺炎

・慢性腎炎        ・脳血管疾患

・骨粗しょう症      ・心疾患

・早産・低体重児出産

<超簡単!歯周病セルフチェック>

1 歯茎の色が赤い、またはどす黒い

2 歯の表面を舌で触るとザラザラしている

3 歯磨きの時に歯茎から出血しやすい

4 朝起きた時、くちがネバネバしている

5 歯の間に食べ物が挟まりやすい   など。

 

自覚症状がなくても、定期的に歯医者さんで検診してもらっていると

早めに発見できます。