梨状筋症候群による坐骨神経痛

症状の経過

62歳時、観劇で長時間座った後に左臀部から左足趾まで電撃の様な痛みがでるようになった。整形外科で梨状筋症候群による

坐骨神経痛と診断され、低周波治療等を定期的に受けた。ストレッチや筋力強化のために太極拳も行なっていたが、緩解と悪化

を繰り返していた。また、子供の頃より喘息があり季節の変わり目になると喘息や息苦しさの症状を吸入薬で抑えていた。ぎっくり腰

を完治させた友人の紹介で当院に来院した。

治療の経過

週1~2回の通院治療を行った。治療3回(治療開始10日後)より太極拳中、腰の重だるさを感じなくなった。また、たまたま台風が接近した

が喘息発作が起こらず吸入薬を使わず済んだ。5回(20日後)終了後より起床時にすぐ歩いても坐骨神経痛みがなく、外出時も人に

追い越されることがなくなった。8回(1ヶ月後)からは腰を意識することが全くなくなり、下肢痛がすっかり消退した。

以後、治療器を購入して自宅で治療を継続している。1年経過したが、坐骨神経痛、喘息の再発はなく体調良好である。