西洋医学でいうヒステリーのような症状を、漢方では
梅核気といいます。
「梅干のたねのようなものが喉に詰まった感じで、
吐くにも吐けず、飲み込むにも飲み込めない」という
状態ですが、ストレスがたまっていたり、イライラがあったり
抗うつ的な気分になっている時は、こんな状態になることが
珍しくありません。
梅核気はまさに気の流れが悪くなっている時の典型的な
状態で気が冷えた「気冷え」で起こってしまいます。
ストレスにさいなまれている、しょっちゅうイライラしている
こんな精神状態も「冷え」からくる気冷えであることが
多いのです。
ですので、体の水分を減らすことで、ストレスやイライラからも
解放されていきます。
イライラしすぎて料理する気にもならない!というときは
お風呂に入り湯船につかりながら心を無にして
血液の流れが良くなるイメージをしてみてください。
血流が良くなり、体が気持ちいいくらいにポカポカしていると
心も穏やかになれるでしょう。
毎日暑い日が続きますが、エアコンの効いた部屋に長時間いる
場合は湯船にはしっかり浸かりましょう。
39度~40度くらいのぬるめのお風呂がオススメです。