変形性股関節症

症状の経過:生後三か月で、左股関節脱臼があり左股間節の発育不全を指摘された。30歳半ばまでは股関節痛は全くなかったが、左脚は右脚に比べ

3㎝程短かった。仕事は保険外交員で重い書類を持ち歩くことが多かった。30歳半ば過ぎ頃から立ち上がりや歩行時に股関節周辺に痛みが出て

次第に強くなってきた。39歳時に整形外科で変形性股関節症の末期と診断。杖を使い始め、リハビリも開始した。光線治療は両親が行っていたが、

暫く使っていなかった。今回役立てようと、当附属治療所を受診した。

治療の経過:月一回の通院と毎日の自宅治療を続けた。光線2ヶ月目頃には、立ち上がる時の痛みはあったが、歩行時の痛みは感じなくなってきた。

その後水中歩行も始めた。2年半後の検査で「股関節に薄い膜が出来てきている」と言われた。現在、光線治療5年目、股関節痛は動き始めに少し

あるが、それ以外は日常生活に全く問題ない。股関節の変形も進んでいない。と患者様から喜びの声頂きました。