だんだんと涼しい日が増えてきましたね。今回はすこやか接骨院、副院長窪田です。
さて皆さん最近TVや予防注射などでもよく耳にする帯状疱疹の治療の紹介をさせていただきます。
帯状疱疹とは神経に潜んでいた水痘、帯状疱疹ウイルスを本来自己免疫力によって活動を抑えることが出来ているのですが、免疫力の低下によりウイルスが活性化することによって発症する皮膚疾患です。
免疫力低下は、加齢、体力低下、ストレス、ステロイド剤、免疫抑制剤の使用等でも起こります。
痛み方としては通常どちらか一方に出るのが特徴でピリピリ、ズキズキ、チクチクと訴える方や灼熱感を訴える方もいます。
皮疹が治った後に痛みが長時間残ることがあり、これが最も問題である帯状疱疹後神経痛と呼ばれます。50歳以上の患者の2割が悩まされ90日以上続くものを言います。投薬や注射等を行っても難治性で長期間強い痛みに悩まされる事もあります。80歳以上ともなると3人に1人は神経痛が残り月から年単位、場合によっては生涯残る場合もあると言われています。
一度発症するとなかなか完治することが難しい帯状疱疹、ではどんな治療を行うのか次回のブログでご紹介させていただきます。
※参考 一般社団法人 光線研究所附属診療所 可視総合光線療法研究会講演資料