毎日暑い日が続きますが身体の調子いかがでしょうか?
今回は副院長窪田が担当させて頂きます。
さてみなさん脊椎圧迫骨折はご存知でしょうか?
脊椎圧迫骨折とは背中の骨が押しつぶされて変形してしまう骨折です。
骨が弱いお年寄りに多いのが特徴。
尻もちをつくなどの転倒が原因で起こることが多く、重いものを持つ、咳やくしゃみなどのちょっとしたきっかけでも発症します。気づかないうちにつぶれ背中が丸くなってしまうことも十分あるため注意が必要です。
近年特に発症数が増加しており全体の8割強を女性が占めています。
ではなぜ高齢者に多く発症するのか?
主要な原因は骨粗鬆症です。加齢により骨強度が弱くなりわずかな力でも骨折しやすくなっている為です。
ただ落下転倒や交通事故等では若年層発症。
どんな痛みなのか?
みぞおちの後方にある背骨が骨折しやすく痛みは骨盤付近の腰部や背中に感じやすいです。
また特徴的な痛みで寝ている姿勢から起き上がろうとする瞬間や立ち上がる際に鋭い痛みが生じ一旦立ち上がると痛みが緩和し歩行も可能であることが多いです。
予防策は?
まず転倒などしないように気をつける事は当たり前ですが、第一に骨粗鬆症にならないよう気をつける事が大事になってきます。
次回のブログでは骨粗鬆症にならない為には?を投稿させていただきます。